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こんなに凄い!唾液の力

2020年12月20日

唾液の出は生命力に関係しています。生命力あふれる赤ちゃんはよだれをダラダラ流しますが死が近いお年寄りは口の中は乾燥しています。

生命力あふれる赤ちゃん

唾液は口の中をうるおすだけでなく、口の中の細菌の増殖を抑え、虫歯、歯周病、口臭などさまざまなトラブルから私たちを守ってくれるだけでなく唾液はあなたの健康に深く関わっています。これから一つ一つ唾液の持つ力について解説したいと思います。

①消化を助けます

口は最初の消化器官です。

「アミラーゼ」という酵素が炭水化物を分解して、消化を助けます。

②味覚を感じるお手伝いをします。

唾液がなければ、味を感じることはできません。 味覚には、味を楽しむだけでなく食べ物が安全なのか?を一瞬で判断する大切な役割もあります。 極端にすっぱいもの、苦いものを口に含んだとき「ペッ」と反射的に吐き出したことはありませんか?味覚が毒物と判断すると、反射的に大量の水のような唾液(だ液)を出し、吐き出します。 無意識のうちに、そのような機能をしているのです。

③自浄作用でお口を綺麗にします。

唾液(だ液)は、お口の中の汚れを洗い流す作用があります。

唾液が少なく自浄性が落ちると、細菌が繁殖して虫歯や歯周病になりやすくなったり口臭がきつくなったりします。

④口の中の粘膜を保護します。

せんべいを噛んだら、とがった部分が口の中にあたって痛いはずです。

なぜ痛くないのか?唾液(だ液)があるからです。

そのクッションの役割をしているのは、唾液(だ液)に含まれている「ムチン」の働きです。

⑤食塊を形成し飲み込みやすくします。

例えば、パンやスナック菓子などのパサパサしているものをそのまま飲み込んだら、飲み込みづらいと思いませんか?

これを防ぐために、噛むことで唾液を出し泥団子のように唾液と食べ物を混ぜて1 つの湿ったカタマリである「食塊」にして、飲み込みやすくしています。

⑥口の中のPHを保つ緩衝作用があります

口の中はph6.8~7.0で中性を保っていますが糖分を摂取することでPHは酸性に傾きpH5.5以下になると歯は溶け出します。

この酸性に傾いた口の中の環境を中性に戻す作用のことをphの緩衝作用といいます。

歯の再石灰化作用を助けます。

歯の成分のカルシウムイオンやリンイオンが酸によって溶けだすことを脱灰といいますが唾液にはこの溶け出したミネラル成分をまた歯に戻す作用があります。この作用のことを再石灰化作用といい虫歯にならないよう助けています。

⑧唾液(だ液)は天然の殺菌消毒薬です

料理中にうっかり包丁で指を切って出血したらとっさに指をなめる、これは、唾液中に傷を治す力があることを、本能的に知っているからなのです。動物が傷を負うとしきりに傷をなめまわしているのもそういうことなのです。さながら唾液(だ液)は「天然の殺菌消毒薬」といったところでしょうか。

傷口を舐めるライオン

⑨成長ホルモンでアンチエイジング効果が期待できます

唾液中に含まれるパロチンは若返りホルモンといわれ、体を若々しく保つ機能・骨や歯の再石灰化・新陳代謝を促すなどのアンチエイジング効果があります

⑩免疫力を保ちます。

唾液中のリゾチームは生体防御機能すなわち免疫力に関わっており他にも涙や汗、リンパ腺、鼻粘液、肝臓、腸管など生物体内に広く分布していて、色々な細菌感染から生体を守り、生命維持に欠かせないものなのです。

以上が唾液のもつ素晴らしい力になります。最近口が乾燥するドライマウスの症状を訴える患者さんが増えています。気になる方がいらっしゃったらお気軽にご相談ください。

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