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レアレア歯科 なぜなに相談室

摂食嚥下障害とは〜症状について

2022年01月27日

執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之

 

本日は摂食嚥下障害の具体的症状について解説いたします。ご高齢の方やまた脳卒中、パーキンソン病などを発症した患者様は摂食嚥下障害を起こす可能性が考えられ、以下のような症状が見られたらご家族や介護者は早めに専門医に相談し対策することが重要です。摂取嚥下障害の主な症状を以下に列挙いたします。

①食事中によくむせる、食事中でなくてもご自身の唾液でも突然むせて咳き込んだりする。特に食べ物より飲み物でむせやすいので注意が必要

② 体重の減少

③飲みこんだ後も、口腔内に食物が残留している。

④ 食後にがらがら声になる。

⑤ 発熱を繰り返すようになった、これは誤嚥性肺炎による発熱の可能性が高いので要注意

⑥歯を失うことで咀嚼力が低下しあまり噛まなくても良い食べ物を好むようになった。

⑦疲れやすくあまり量を食べられなくなった。

⑧水分をとりたがらなくなった。

このような症状がみられたら早めに当院までご連絡ください。マハロ会には摂食嚥下の専門医が複数名在籍しておりますのでご安心ください。早めに治療介入していくことで摂食嚥下機能の低下を防ぐことができます。



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医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。