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レアレア歯科 なぜなに相談室

歯ぎしり(ブラキシズム)の種類について

2022年04月10日

一般的に歯ぎしりは就寝中、無意識に「ギリギリ」と音を立てるイメージがありますが、その種類によって3つのタイプに分類されます。

①グラインディング

主に寝ている時に上下の歯をギリギリとすり合わせるタイプの歯ぎしりで歯や顎の関節に負担が掛かります。精神的なストレスが原因で起こりやすいと言われています。自分自身では気付きにくく家族や周りの人から指摘を受けてわかる場合がほとんどです。

②クレンチング

上下の歯を強く食いしばり、噛みしめるタイプのもので寝ている時だけでなく昼間でも起ります。自分では噛みしめていることを意識していませんがストレスの多い方や力仕事をしている方、スポーツ選手などに多く見られます。このタイプの歯ぎしりもグラインディングと同様、歯や顎の関節に負担が強く掛かります。
グラインディングのようにギリギリといった音が出ないので気づきにくい歯ぎしりです。

③タッピング
上下の歯を「カチカチ」とタップするように咬み合わせるタイプの歯ぎしりです。グラインディングやクレンチングに比べて歯や顎、顎関節等に対する負担は少なく自覚症状に乏しいため自分では気づきにくく家族や周りの人が就寝時の「カチカチ」という音に気づき発見されることが多いです。

以上のように歯ぎしりにも色々なタイプのものがありますが特にグラインディングとクレンチングのタイプの歯ぎしりは歯がすり減ったり、欠けたり、割れたりあるいは歯周病を悪化させたりと様々なトラブルの原因にもなりますのでマウスピースを入れるなど対策が必要です。歯ぎしりでお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。



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医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。