誤嚥性肺炎予防に効果的な口腔ケアを
2021年07月28日
執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之
誤嚥性肺炎予防に効果的な口腔ケアについて解説いたします。
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先日のブログでも書いた通り、誤嚥性肺炎とは口の中のバイ菌を誤嚥することで肺炎を発症する病気です。よってこれを予防するためには定期的な口腔ケアと嚥下機能改善のためのリハビリを行う事が重要です。この2つの施作のうち嚥下機能改善のためのリハビリは時間がかかるうえ効果が限定的なため最も手っ取り早い予防としては定期的な口腔ケアを行う事でお口の中を常に清潔に保つことにあります。ご自身で出来る場合は良いのですが寝たきりなどになって周りの介助者による介入が必要な場合はその実施者の誤嚥性肺炎に対する理解と口腔ケアのスキルによって効果が大きく変わってきます。
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実際、私どもが訪問歯科診療を行う際、施設によってかなり温度差があるのを感じます。まだまだ誤嚥性肺炎に対する一般社会の認知が進んでいない証拠だと思います。マハロ会はこれからも誤嚥性肺炎予防のための周知活動を継続していこうと考えております。