インプラント治療って痛くないの?
2021年03月23日
インプラント治療を検討されている方にとっては治療の際の痛みはどんなものなのか気になるところだと思います。本日はインプラント治療の際の痛みについて解説したいと思います。
インプラント治療を行う際は、通常の歯科治療、即ち、虫歯で歯を削ったり抜歯する時と同じように局所麻酔を使用しますので麻酔がきちんと効いていさえすれば基本的に治療中に痛みを感じることはありません。しかしそうは言っても怖いという方も少なからずいらっしゃる事と思います。
そのような場合は静脈内鎮静法という方法を用いることで、リラックスしたうとうとした状態で治療が受けられ恐怖心や不安感がやわらぎます。また嘔吐反射の強い患者さんにも効果があります。この静脈内鎮静法とは全身麻酔とは違い治療中も会話が可能で入院の必要もない安全性の高い方法なので恐怖心の強い方にはお薦めの麻酔法です。
また治療後、麻酔がきれると歯を抜いた時と同程度の痛みが出る場合があります。痛みの程度は症例によって異なりますし、痛みの感じ方にも個人差もありますから様々ですが鎮痛薬(痛み止め)を数回服用する程度で痛みは治ってきます。術後に長期間痛みが継続する場合は、担当医まで問い合わせてください。当院には医学博士で口腔外科学会専門医、指導医の資格を持ち、麻酔医でもある西原先生が在籍しておりますので安心してお問い合わせください。