マイナンバーカードが保険証と紐付き、ますます便利になりました。
2021年10月24日
執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之
皆さんはマイナンバーカードをすでにお持ちになっているでしょうか?まだという方は是非この機会にマイナンバーカードを作ることを検討してみませんか?
何故、このようなことを言うかと申し上げると令和3年10月20日からマイナンバーカードが健康保険証と紐づきより便利になるからです。どこが便利かと言えばこれまでは病気やけがなどで病院にかかる場合は、健康保険証や診察券、お薬手帳を持っていく必要がありましたが、これからはこの3つがマイナンバーカード1枚で全部済むようになります。
また、薬や健康診断の結果といった過去の情報を医師や薬剤師が共有できるようになり、診察や投薬の重複を防ぐこともでき、医療費の無駄を防ぐ事にも繋がります。また月に1度の保険証の確認が不要になります。そして、例えば内科や歯科など、診療科目の違う診察券を今までは医療機関毎に持っていたと思いますが、マイナ保険証の1枚にまとめることで財布の中をスッキリすることもメリットの一つと言えるでしょう。ほかにマイナンバーカードを持つことによってどの程度ようなメリットがあるでしょう。
①マイナポータルへのログインをはじめ、各種の行政手続のオンライン申請等に利用できます。
②マイナンバーの提示と本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。金融機関における口座開設・パスポートの新規発給など、様々な場面で利用できます。
③オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引等に利用できるようになる見込みです。
④市区町村や国等が提供する様々なサービス毎に必要だった複数のカードがマイナンバーカードと一体化できます。
⑤コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。
⑥デジタル版「ワクチン接種証明書」はマイナンバーカードで申請する予定になっています。
以上のように大変便利なカードです。まだマイナンバーカードをお持ちでないという方は是非、マイナンバーカードを作りましょう。ただしマイナンバーカードを保険証として使用するためには医院側が読み取り機の設置をしなければならず全国の設置率はまだ10%程度だそうです。LeaLea歯科・矯正歯科クリニックでも現在、設置に向けて準備を進めていますのでもうしばらくお待ちください。設置完了したらまた、本ブログにてご報告申し上げます。
本文は一部、地方公共団体情報システム機構ホームページより抜粋してあります。