マスク生活の長期化で虫歯や歯周病の患者さんが増えています。
2022年05月17日
新型コロナ感染症予防のため、長いマスク生活を強いられていますがその弊害として虫歯や歯周病の患者さんが増えてるという報告があります。
マスク生活が浸透してきたことや在宅で過ごす時間が増えたことによって間食をすることが多くなったことなども虫歯、歯周病が増えてきている原因になっているようです。
マスクをしていると口元が見えないため、お口のケアがおろそかになっているという一面もあるようでマスク生活で女性がお化粧をしなくなったということを聞くことがありますがそれに類似したものだと思います。
その他の要因としてマスクを着用すると息苦しさのため口呼吸になりがちです。この口呼吸が虫歯や歯周病を増やす原因となっているのです。口呼吸になると唾液の分泌が減少し、口内の自浄作用や抗菌作用が失われることがその原因となります。
また、在宅ワークなどで人との会話が減ったことも唾液の分泌を少なくしている要因となり虫歯や歯周病リスクを高めることになっています。
感染予防対策の観点からも虫歯や歯周病があると、ウイルスが口から体の中へ侵入しやすくなるということがわかっており新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザなど他の感染症のリスクも上がります。
よって感染症予防ではマスク着用と同じくらい口腔ケアが重要なのです。口腔内の健康を保つことは、歯周病や虫歯だけでなく感染症の予防にもつながるという点からも定期的に歯医者さんに通う習慣をつけましょう。
当院では様々な感染予防対策を実施しておりますので安心してご来院ください。