上唇小帯異常って何ですか?
2021年01月27日
1歳半検診や3歳児検診の時または就学前検診で上唇小帯異常と言われたことがないでしょうか?
なんのことと思われたお母さんも多いと思いますが
上唇小帯異常とは、前歯と前歯の間にある小帯、いわゆるヒダのことで小さいお子さんには比較的、よくみられる症状ですので心配はいりません。その後、大きくなるににつれて徐々に細く短くなったり、転んだり、ぶつけたりした時に切れてそのまま正常な位置に治ってしまうという事がほとんどです。
上唇小帯異常ごあるとどんな不都合がありますか?
大きくなってもそのままひだが大きいまま残る場合には上の前歯に隙間が出来たる原因になったり
そこに食べカスがたまりやすくなり歯茎が腫れたりする等の原因になる場合があるのです。
また歯ブラシ時に上唇小帯に当ててしまうと痛がり、仕上げ磨きを嫌がってしまう原因にもなってしまいます。
自然に治らなかったらどうすれば良いですか?
当院では、上の永久歯前歯が生えて来た頃年齢で言えば小学生に上がる前後の6歳位まで上唇小帯が永久歯の萌出を邪魔している場合は希望される方のみ、レーザーで切除施術しております。所要時間は切除のみでしたら1、2分で終わります。
切除する時期ですが個人差もありますので、もし気になるようでしたら来院しご相談ください。