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レアレア歯科 なぜなに相談室

口が乾く現代病❗️ドライマウス

2021年03月24日

口が乾く病気、ドライマウスについて解説致します。

唾液の量は1日あたり成人で約1~1.5リットルでるとされています。しかしさまざまな原因によって唾液の分泌が減るドライマウスの症状を呈する患者さんが増えておりその潜在的な患者数は推定800~3000万人にも上るといわれています。


症状は口の中が乾燥することで飲み込み辛くなったり滑舌が悪くなる。口の中の抗菌作用や自浄作用が低下することでむし歯や歯周病になりやすくなるほか、口臭が強くなったり感染症にかかりやすくなる。味覚障害などを起こすこともあり、乾燥度が強いと口の中がヒリヒリ痛む場合があります。原因は唾液の分泌を少なくするシェーグレン症候群や糖尿病によるものや癌治療の際の放射線治療の副作用によるもの、高血圧や抗うつ剤などの薬の副作用やストレス、噛む力の低下などによって起こる症状で、患者数は増加傾向にあります。


まず以上のような症状に心当たりがあったら歯科医院までお問い合わせください。検査としては唾液量をはかる簡単な検査を行い、ドライマウスと診断されたら原因の特定、除去、薬物療法、対症療法など症状の緩和を目指して様々な角度から治療やアドバイスをいたします。


ストレスを軽減し、よく噛んで食べるようにするなど、生活習慣を少し改善することでドライマウスが軽くなる場合もあります。病気が原因の場合は、病気自体の治療を進めることも大切であり薬の副作用が原因の場合、可能であれば薬の変更を行うか、複数の病院で薬の処方が重複して多く飲んでいる事もあるため減薬できないかも検討する必要があります。

他には当院では漢方による治療や保湿剤などを使った対症療法のアドバイスもしておりますのてお気軽にお問い合わせ下さい。



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医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。