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レアレア歯科 なぜなに相談室

口内炎になったら

2021年02月09日

口内炎はウイルス性のものや心身の疲れやストレスが原因でできるものなど様々なものがありますが一般的に最も多いものはアフタ性口内炎と呼ばれるもので見た目は周りが赤く中心部分は白色から黄色になっています。ウィルス性ではない症状の軽いものは食生活や睡眠など生活環境を整えるだけでも症状が緩和されることもあり、放っておいても一週間ほどで治るものですが、痛くて不快なので炎症を早く和らげたいと誰もが思う事でしょう。できてしまった場合の対策について今回は、口内炎の中でももっとも多くみられるアフタ性口内炎に対する対処法について話していきます。歯科医院で行っているいくつかの方法をご紹介します。

アフタ性口内炎

① 塗り薬
ステロイド系の軟膏デキサメタゾンを塗布します。
口の中は唾液などで取れやすいため一日に何回か塗りなおす必要があります。 即効性はありませんがついている間は痛みを感じにくくなります。

デキサメタゾン

②シール
アフタシールなど薬効成分を含んだシールを直接口内炎に直接貼り付け刺激から患部を守り、治す方法です。取扱いがやや難しく取れやすいことが欠点です。

③レーザー照射

患部にレーザーを照射しかさぶたを作ります。
同時に殺菌作用もあるので、治りが早くなります。 施術も少しピリピリするくらいで痛みもあまりありません。
特に当院の最新式のレーザーでは、短時間で効率よくかさぶたを作れるので、照射時間も少なくすみます。

口内炎をレーザーで治療

④薬液塗布

フッ化ジアンミン銀という薬液を塗布する事で表面にかさぶたを作り治す方法です。同時に強力な殺菌作用があるため即効性があります。欠点としては非常に痛いです。
レーザー治療がない時は薬液塗布の方法もありましたが今では行っておりません。

アフタ性口内炎の場合、通常1週間から長くて2週間ほどで自然に治ります。
それ以上治らないときはたかが口内炎と自己判断せずにすぐに病院へ行く事が大切です。口腔癌や他の重篤の疾患によるものかもしれませんので



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医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。