口腔癌チェックリストで気になる方は早めの検診を
2021年01月12日
下の症状に当てはまるものがあれば早めに歯科医院で診断を受けて下さい。
歯茎、舌、頬っぺた、上あご、くちびるなどの粘膜に次の症状があった場合は早めの検診をお願いします。
・痛い
・しびれている
・しみる
・噛みづらい
・飲み込みにくい
・しこりがある
・話しづらい
・アゴや舌を動かしにくい
・違和感がある
・口内炎が続いている
・首のリンパがすっと腫れている
・舌や粘膜の色がおかしい
・しこりがある、ザラザラした突起や潰瘍、
「あてはまることがある・・でも、ぜんぜん関係ないかもしれない・・」
大げさかしら?なんてしり込みしないで、とりあえず検診を受けてみてください。なんでもなければそれが一番、残念ながらもしそうなら早めの対処ができます。
口腔がんは口内のあらゆる粘膜にできる可能性があり、舌がん、歯肉がん、口腔底がん、頬粘膜がん、口蓋がん、口唇がんがあり、そのうち日本人に一番多いのが舌にできるがんで口腔癌の中で60~70%が舌癌です。
日本では年間7,675人が口腔がんで亡くなられており残念ながら、この数字は年々増え続けています。初期はほとんど症状がなく自覚症状が出る頃には末期ということも多くあります。
口腔がんの場合、初期段階(ステージⅠ)で治療をすれば5年後の生存率は97%以上で、しかも浅い口腔がんであれば切除範囲も小さくて済むため、その後の社会生活に大きな後遺症を残さずに済みます。しかしながら口腔癌は死亡率が高い方に数えられています。それは何故か?それは身体にどこか不調があれば病院で検査をうけますが口腔がん予防のために歯科医院へ健診に行くという人はほとんどいないため、結局、末期なってから発見されることが死亡率の高い原因になっているのです。なので
是非1年に1回は口腔癌の検診を受けて下さい。