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レアレア歯科 なぜなに相談室

妊娠中の歯のケアのポイント❣️

2021年02月21日

本日は妊娠期の虫歯、歯周病リスクについてとケアのポイントについて解説いたします。
妊娠すると様々な原因でむし歯や歯周病のリスクが高くなりますが、適切なお口のケアによって予防することができます。妊娠期のお口の健康に関しリスクを充分理解し対策する事で安心して出産を迎えてほしいと思います。

妊娠中は虫歯や歯周病のリスクが上がります。



妊娠中の歯の健康リスク

①妊娠により女性ホルモンが急激に増加することで、プレボテラ・インターメディアという歯周病菌が増えます。

② 唾液が粘っこくなり口の中の自浄性が低下することで歯肉炎をおこし出血しやすくなります。

③ いっぺんにたくさんの量を食べられなくなるので食事や間食の回数が増し口の中が酸性になり虫歯になりやすくなります。

④つわりにより歯ブラシが充分出来なくなり、虫歯や歯周病になりやすくなります。

妊娠性歯肉炎

妊娠中の口腔ケアのポイント

① 食事や間食の回数が増すので、食後の歯みがきやうがいをこまめに行うようにしましょう。

②つわりで歯ブラシが困難になる場合があるので気分のよい時に歯みがきを行うようにし、どうしてもみがけない時はぶくぶくうがいだけでもしましょう。

③歯ブラシをヘッドの小さなものに変えるなど工夫が必要です。かかりつけの歯科医に相談してみましょう。

④食の嗜好も変わりやすくなります。糖分の高い飲食物や酸性食品をだらだら食べることは控えましょう。

妊娠中こそ虫歯、歯周病対策を



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医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。