定期的に歯医者に通う人ほど歯は残るんです。
2021年01月28日
こんにちは、今日は歯のメンテナンス率と80歳時における歯の残存歯数の間に高い相関性があるというデータをお見せしながら予防歯科を通っていただくメリットについてお話しします。
予防先進国のスウェーデンの人達は国家プロジェクトとして子供の頃から予防歯科を受ける習慣がありそのため80歳で20本の歯が残っています。日本歯科医師会が提唱している80歳で20本の歯を残そうという8020運動の目標をすでに達成しているのです。何故20本なのかというと20本あれば入れ歯なしでもなんでも食べられるからなのです。
アメリカの場合は歯の治療に保険がきかず日本のように気軽に歯医者にかかれないなどの理由から予防をしっかりして治療しなくてもいいように国民全体が気をつけていて国民の80%の人が定期的に歯のメンテナンスに通っています。ちなみに歯が痛くなって神経をとる治療の際、日本では健康保険で数千円ですむところアメリカでは10〜30万円程度の治療費がかかるそうです。ですからアメリカの人たち虫歯にならないよう気をつけていて80歳で17本の歯が残っているのです。
一方、日本はどうなのでしょうか?日本でも最近はテレビなどのメディアでも予防歯科の重要性がさかんに言われていますが、実際、歯のメンテナンスで歯科に定期的に通っている人の割合はたったの5%、80歳で残っている歯は残念ながら8本という結果になっています。世界一の長寿国となった日本は歯も世界一の長寿国にしていかなければなりません。
人生100歳時代を見据えた今80歳で8本しか残ってないご自身の姿を想像してみてください。80歳になっても自分の歯で美味しく食事をいただき、健康的でアクティブな人生を送れることは史上の喜びではないでしょうか?まだ始めてない人でも遅過ぎる事ほありません。さあ始めましょう予防歯科‼️