当院が歯科医師、歯科衛生士の担当性を取り入れている理由
2022年02月01日
執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之
八潮のLeaLea歯科・矯正歯科クリニックでは治療やメンテナンスを行う際、基本的に担当性であたらせていただいております。その理由を下記に列挙いたします。
① 我々は初診時に主訴をお伺いし検査をし治療計画を立てた上で診療を開始します。そして今までの歯の治療履歴や生活背景、生活習慣やさらにはその人のお人柄や考え方にいたるまでを把握した上で診療を継続していきます。担当がその度に変わるとより細かな情報の共有が難しくなりよりカスタマイズされた診療ができにくくなるからです。
②スポットで診てもその時点での状態が前より良くなっているのか悪くなっているかが分からず適切な判断がしにくくなる。
③信頼関係を構築しやすい。
④コミュニケーションがとれているのでお互いに安心して診療を進めることができる。
以上のようなことが担当性のメリットとなります。担当性でないところは空いている先生がすぐに診てくれるということがありますがいちいち前医に治療の内容や経過について確認をとる必要があり治療の際の診断や治療にブレが生じる可能性があります。歯科医師一人で診療している歯科医院は必ず院長先生が診てくれますが歯科医師が複数名、在籍しているような大規模クリニックでは担当性を採用しているクリニックのほうが安全して診療を受けることができるのではないでしょうか。