歯医者を楽しむ時代がやってきた。大人も子供も楽しいエンターテイメント型歯科医院で健康になる。
2022年02月09日
執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之
2020年9月埼玉県八潮市に開院したlealea歯科・矯正歯科クリニックは「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことを理念として患者さまが楽しみながら通い、結果として健康になっていただくという目標に対し施設づくりや様々なイベント等の取り組みを通して大変多くの患者様に予防をメインとしたご利用をいただくようになりました。口の健康作りから患者さま方の健康で幸せな生活をサポートしたい。それがマハロ会のスタッフ全員が共有する想いです。80歳で20本の歯を残そうと1989年(平成元年)に厚生省、現在の厚生労働省と日本歯科医師会とで8020運動が制定されました。20本の歯があればある程度のものは噛めて食生活を楽しむことができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まったわけです。直近の平成28年度に行われた厚生労働省の調査結果によれば80歳で20本の歯が残っている人の割合は51.2%ということでやっと半分のところまでこぎつけたという状況で予防先進国の北欧諸国に比べればまだまだ低いと言わざるをえないのが実情です。その一方で8020運動が制定された約30年前に比べると日本人の平均寿命はどんどん延伸し人生100歳時代を迎えようとしている中、寿命と歯の寿命のギャップがなかなか埋まらないというジレンマがあります。予防歯科が重要であると叫ばれてはいますが何故日本では予防歯科がそれほど定着浸透しないのでしょう。それはやはり歯科医院に通うのが楽しくない、むしろ辛いという側面があるのではないかという仮説のもとで、では通うのが楽しくなるような医院を作ったらどうだろうと考えました。そこで医療法人社団マハロ会の旗艦医院である埼玉県越谷市にあるかみむら歯科・矯正歯科クリニックでは医院の移転リニューアルに際しエンターテイメント性にコミットしたクリニックづくりをしました。そしてハロウィン、クリスマスなどの季節的イベントの開催やキッザニアなどのイベントを通じ歯の大切さや虫歯や歯周病の予防について根気よく啓蒙を続け歯医者へ通うことの敷居を低くしてまいりました。その結果開院して約7年で日本でもトップクラスの患者来院数を誇る大規模歯科医院へと発展することができました。2021年の来院患者数は70950人のご利用をいただきその約7割が予防を目的とした来院でした。それらの実証実験を踏まえその後のマハロ会のクリニックづくりは通うことが楽しくなるようなエンターテイメント性溢れるものにコミットしてきたという経緯があります。今回、ご紹介させていただくlealea歯科・矯正歯科クリニックも然りです。これからの医療は確実に治療から予防へとシフトしていきます。それらの時代の要請にあったクリニックづくりや医療サービスの提供を心がけることはたいへん重要な事だと思います。医療法人社団マハロ会は、かつて行きたくないところのNo.1であった歯科医院のイメージを変えて患者さまが通うのが楽しくなり結果として患者さまの健康づくりに貢献できればと考えております。
LeaLea歯科・矯正歯科クリニック 医院紹介
https://yashio-haisha.dental/clinic-intro/
かみむら歯科矯正歯科クリニック情報
https://kamimura-shika.jp