八潮の歯医者。昼休みなしで診療しているLeaLea歯科・矯正歯科クリニック。

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レアレア歯科 なぜなに相談室

歯周外科手術(フラップオペレーション)の適応症例とは

2021年12月18日

執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之

 

本日はマハロ会歯科口腔外科部長の西原昇先生を講師とし越谷のマハロ会本院のかみむら歯科矯正歯科クリニックと合同で勉強会を開催いたしました。テーマは「歯周外科手術適応症例選択のヒント」です。

参加者総勢25名で行われました。
熱弁をふるう西原昇口腔外科部長

マハロ会のクリニックでは特に歯周病治療に力を入れており大変多くの患者様に定期的に歯周病の治療やメンテナンスでご来院いただいております。その中でも症状が軽度のものから重度のものまで患者さんによって状態は多岐にわたります。そもそも歯周外科手術(フラップオペレーション)とは主に中等度以上の歯周病の患者さんに適応される歯周外科手術のことで基本的な歯周治療(ブラッシング指導、プラークや歯石の除去、かみ合わせの調整)が行われた後にそれでも症状が改善しない場合、局所麻酔下で炎症部位の歯肉を剥離切開し、深い歯周ポケット内に残存しているプラークや歯石などを直視直達で綺麗に除去する外科的処置のことをいいます。なぜ歯周外科の処置が必要なのかというと基本治療の中で行われるプラークや歯石の除去は、歯肉で隠されたものをいわば手探りの状態で除去していくため、深い歯周ポケットや歯根部分が複雑な形態などの時に取り切れない場合があるからなのです。プラークや歯石を残してしまった場合、歯周病が思うように改善せず病状をさらに悪化させてしまうことになり最終的には歯を抜かなくてはいけなくなる場合もでてくるからなのです。
歯周外科手術というと怖いイメージがあると思いますが手術自体はそこまで大変なものではありません。
比較的短時間で終了しますし患者さんの負担も少ないので本気で歯周病を治したいという方は担当の歯科医師とよく相談の上、決めていただければ良いかと思います。



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医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。