歯周病を放置すると認知症に‼️
2021年02月01日
歯周病が全身疾患の発症や進行に多く関わっている事は色々な研究でエビデンスがでてきており周知の事実となってきました。認知症の発症もその例に漏れません。
さて、歯周病がどのように認知症の発症に関わるのかを紐解いていきましょう。まずは歯周病で歯が無くなり歯のかみ合わせがなくなると噛むという行為による脳への刺激がいかなくなり機能障害として認知症が出るという考えです。この考え方はだいぶ以前から言われていた事ですがこの説に加え歯周病菌が認知症の原因物資であるアミロイドβというタンパク質を脳内に蓄積させて認知症を発症させるという新たな説が追加されました。
先日、九州大学の研究チームの発表によると、マウスに歯周病菌を投与したところ、アルツハイマー型認知症の原因物質であるタンパク質「アミロイドβ」が、投与していないマウスに比べて約10倍検出され、記憶力も低下したという実験結果を公表して話題となりました。
歯周病を予防していつまでも心身共に健康的な生活を送れるよういまから始めましょう、予防歯科!