歯科口腔保健に関する最近の動向
2022年04月15日
平成31年3月19日厚生労働省医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室の発表による歯科口腔保健に関する最近の動向について考察してみたいと思います。下図は20歳以上で過去1年間に歯科検診を受けた者の割合を示していますが平成16年の32.2%に比べて平成28年度ほ52.9%と漸増しているのがわかります。これは歯科医療従事者が予防歯科の啓蒙に力を入れてきた結果が反映されているものと考えます。
それに伴い下図の3歳児及び12歳児の一人平均むし歯数及びむし歯有病者率ご覧いただくとどちらも減少の一途をたどっているのがわかると思います。これらのことを考えても歯科検診の受診率と虫歯の減少傾向には明らかな相関性が見られるということです。
これからの歯科医療は医療法人社団マハロ会の理念でもある「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことを第一義として更なる予防歯科の推進を目指していかなければならないと思います。