歯肉炎と歯周炎の違い
2023年02月25日
歯周病には歯肉炎と歯周炎があり、歯肉に炎症が限局している歯肉炎と、歯を支えている骨にまで炎症が波及してしまった歯周炎に分けられます。
歯肉炎
歯ぐきが赤くブヨブヨに腫れてきて歯磨き時に出血が見られることもあります。歯石を取ったり歯磨きをしっかりと丁寧に行い口腔内を清潔にすることでほとんどの歯肉炎は治ります。
軽度の歯周炎
健康な歯周ポケットの深さは1〜2ミリ程度ですが歯肉も腫れて歯周ポケットもだんだん深くなり4ミリ以上になると要注意で骨も破壊され始めます。
中度の歯周炎
歯周ポケットは更に深くなり出血が見られるだけでなく、膿も出るため、口臭もひどくなります。
重度の歯周炎
歯周ポケットが6ミリ以上になり歯を支える骨が溶けてグラグラになり噛めなくなります。同時に口臭もひどく、歯周ポケット内の細菌は血流に流れ込むようになりさまざまな全身疾患の要因となってしまいます。