銀歯とセラミック、どちらがいいの?
2020年12月18日
歯医者で治療する時、保険の銀歯にしますか?自費治療のセラミックにしますか?と聞かれたことはありませんか?
多くの患者さんがどちらが良いかわからないのが実際でセラミックを勧める歯医者は、お金儲けの為と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そう思われる事は私達にとって本当に辛い事なのです。実際のところはどうなのでしょうか?
歯科医師をはじめ歯科医療に携わる者はもし自分が治療を受ける立場になったら銀歯とセラミックのどちらを選択しますか?という2択を出したら間違いなくセラミックを選びます。例外としては歯ぎしりが強くてセラミックを入れてもすぐに割れてしまうから金属を選ぶという場合もあるかと思います。我々歯科医師がセラミックをすすめるのは、保険の銀歯よりセラミックがいろんな面で優れているから患者さんにも良いものをいれて満足してもらいたいと言う純粋な気持ちからなのです。
では銀歯とセラミックの違いを教えてください。
保険治療でよく使用される銀歯には、「費用が安い」「強度が高い」などの良い点ががあるものの、見た目の問題、金属アレルギーや歯との適合性が劣るため、虫歯の再発リスクが高くなる等の欠点があります。
一方、セラミックは保険は適用されないので費用は高くなりますが、一切金属を使用していないので体に安全ですし、適合性も高いので虫歯の再発リスクも低くなります。そしてなにより、天然の歯と同じようなの白さと透明感が再現できるので、見た目も非常に優れています。
これらの特性を充分理解した上で患者さん自身、どちらかにするか選択してください。