8020達成度の年次推移
2020年10月26日
8020運動とは、厚生省と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
20本以上の歯があれば、入れ歯を入れたりしなくてもほぼなんでも食べられ食生活を楽しむことができると言われています。
予防歯科が浸透するにつれ、自分の歯を保っている割合は、年々高まっています。
ちなみに、2016年の調査では80歳で残っている歯の数は17本となっており、8020達成度は初めて50%を超えました。
しかしながら、日本は世界トップクラスの長寿国で平均寿命もどんどん伸び、人生100年時代を迎えようとしています。
そういう意味では、現在のデータが決して高い数値とは言えません。
日本での予防歯科の定着度は、予防先進国の北欧諸国やアメリアと比較してもかなり低いのが現状です。
予防歯科がもっと生活習慣の中に定着し、日本国民の皆様の歯がより多く残り健康で幸せな生活を送れますよう願ってやみません。