あなたのお子さん「お口ポカン」してませんか?
2021年03月07日
本日は「お口ポカン」について解説したいと思います。
お口ポカンとは読んで字のごとくお口をポカンと開けている状態です。最近はこのようなお子さんが増えてきており様々なトラブルを引き起こす原因にもなっています。
常にお口をポカンど開けているのは、アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まって口呼吸しているとか舌の筋力が弱く唇を閉じる力も弱い、不良な舌癖があるなど原因は様々です。お母さんが何度注意してもなかなか治らないという現状があるのではないでしょうか?
このお口ポカン状態はけっして見た目だけの問題ではございません。様々なトラブルの原因にもなるので解説していきます。
①虫歯や歯周病になりやすくなります。
口呼吸になる事で唾液の分泌量が減りお口の中の自浄性が低下する事が原因です。
②口臭が強くなります。
虫歯や歯周病になりやすくなる原因と同じで唾液量が減る事が原因です。
③風邪をひきやすくなったりウィルス感染に弱くなります。
通常の鼻呼吸だと鼻がフィルターの役割を果たしてウィルスの侵入を防いでくれますが口呼吸だとウィルスが入りやすくなるからです。
④顔貌や歯並びに悪影響が出ます。
顎の成長期にお口をポカーンと開けている状態が長く続く事で口の周りの筋肉が衰えるからです。
⑤猫背になりやすくなります。
猫背の姿勢が口呼吸しやすいからです。
以上のようにお口ポカンは様々なトラブルの原因のなりますので早めに治してあげることが肝心です。当院ではお口ポカンを治すトレーニングも指導させていただいておりますのでお気軽にご相談ください。