歯周病、気付いた時には手遅れかも!
2021年08月14日
執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之
こんにちは、本日は歯周病の怖さについて解説致します。歯を失う原因のトップが歯周病です。何故、そのような事になるかと言えば歯周病は気付がないうちに進行し症状が出るようになった時には末期という事が少なくないからです。そして歯周病の進行は全体的に進むことが多いため痛みなどの症状が出たところ以外も同じような状況になっており次から次へと抜歯せざるを得ない事が多々あるからです。
ですから「歯医者は痛くなった時にかかるもの」などと思っている方は将来的に歯が無くなり不自由な食生活を強いられる可能性がある方と言えるでしょう。確かに今まではそのような考え方をする患者さんが多かったですが、最近の傾向として定期的に予防歯科に通って虫歯や歯周病を予防したいという患者さんもだいぶ増えてきております。当院ではなんらかの歯のトラブルの主訴を持って来院された患者さんに再び歯の治療を受けないで済むようしっかり予防歯科の重要性を訴えてまいりたいと思います。