マハロ会の子供の歯科治療
2021年10月12日
執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之
本日はお子様の歯科治療について解説したいと思います。保護者の方々は歯科治療について自分達が子供の頃に受けたイメージが良いという方はあまり多くはないのではないでしょうか?薄汚れた白い壁に囲まれ怖いおじさん、おばさんが強制的に口をこじ開けドリルを入れられるなんてイメージをお持ちの方もいらっしゃるのでは?そこまで極端でなくても歯科医院はできれば行きたくない場所の筆頭にあげられることが多い職種です。昔の歯科に対するイメージが色濃く残っているからなのでしょう。当院ではそんなマイナスイメージを全て払拭し歯科医院を嫌な場所からむしろ楽しい場所に変えていき歯の健康作りから全身の健康と幸福につなげていく取り組みをしています。まず、お子様が楽しく来院するための仕組みとして大型キッズスペースのマハロキッズランドの設置、マハロキッズランドには楽しく遊べる仕掛けがいっぱい、保育士も複数名常駐しており保護者の方の治療時にもお預かりしますので安心してご来院いただけます。
お子様の治療においては決して無理強いすることはなく子供の目線まで降りてきちんと理解してできるようになるまで様々なトレーニングをし、納得の上治療できるようになるまで待ちます。ですからトレーニングのための通院が長くなる事もあるので保護者の方の協力が必要になってきます。子供は一度、嫌な思いをすると頑なに口を開けてくれなくなるばかりか号泣して治療どころではなくなります。そうならないためにも段階を踏んで丁寧に進めて聞く必要があります。当院には歯が生えたての0歳児から予防歯科を受けるために通院してくれるお子様も多くいます。子供の頃から慣れ親しんで定期的に来院する事で虫歯になって治療に及ぶことがほとんどないため子供達にとって歯医者は嫌なところではなくなっているのです。歯科医院はどんどん進化しています。歯科医院をうまく利用して歯の健康作りに生かしていきましょう。