良い歯医者の見分け方、10のポイント
2021年11月10日
執筆者:日本抗加齢医学会専門医 上村英之
現在コンビニより多いと揶揄される事が多くなった歯科医院の数、そんな数ある歯医者から、良い歯医者を選ぶポイントとはどんなところにあるでしょう?考えられるポイントを以下に箇条書きしてみます。
①厚生労働省認定のかかりつけ機能強化型歯科診療所の認定を受けている。これは予防を重視した診療体制を構築している証となります。認定を受けるためには様々なハードルがありこれをクリアした歯科医院だけが認定され、全国的にもまだ少ないのが現状です。
②治療終了後に予防、メンテナンスの案内をしてくれる。これも①と同様、予防をしっかり行なっている歯科医院の証となります。
③歯科衛生士さんの数が多い。予防は歯科衛生士さんが主導で行われますので歯科衛生士さんの数が多い歯科医院は予防を積極的に行なっている歯科医院と言えます。
④定期的に設備投資がされている歯科医院。医療は日進月歩で技術が進展しています。最新の設備を整える事は患者さんに有益なことですし、また、それを出来る歯科医院は患者さんが多い事の裏返しと言えるでしょう。
⑤患者さんが多い歯科医院。患者さんが多いという事は多くの歯科医院の中からより多くの人に選ばれているという事で選ばれる理由があるという事だと思います。
⑥トイレが綺麗、あまり目に触れないところまで綺麗に掃除が行き届いている歯科医院は治療器具の滅菌、消毒などもしっかり行っているはずです。
⑦治療について良く説明してくれる。現状をきちんとわかりやすく説明してくれて選択肢も提示してくれる。
⑧歯科に関する資料がたくさん用意されていて患者の状態にあったわかりやすい資料を提示してくれる。⑦に通じるものです。
⑨歯科医院で働いているスタッフが元気で明るい。スタッフが楽しく働けているところは良い労働環境や人間関係が整っていてまた、医院の理念を共有し皆が同じベクトルで仕事ができている証だと思います。
⑩コロナ禍においてまた収束後もニューノーマルとして感染対策をしっかり行なっている。
などが良い歯科医院の見分け方だと思います。歯科医院選びの際の参考にしてみてください。