知覚過敏の原因は
2022年03月23日
知覚過敏とは、文字通り、知覚が敏感になった状態で虫歯などがないのにブラッシング時に歯ブラシの毛先が触れたり、風や冷たい物にあたった時などに歯がしみたり、瞬間的に痛みを感じる状態のことを言います。
原因は以下の通りです。
① 歯周病によって歯茎の位置が下がりそれに伴って歯の本来隠れていた根っこの部分が露出し、象牙質がむき出しの状態になります。通常、象牙質はエナメル質に覆われておりこうした痛みを感じることはありませんが、歯周病により敏感な部分が露出することによりしみやすくなるというわけなのです。
②歯が欠けたりすり減ることによってエナメル質がなくなって象牙質が露出するようになるとしみやすくなります。
③ 歯ぎしりなどで、歯にクラックが入った場合
④歯の根本を乱暴に強く磨き過ぎると象牙質の部分はすり減ってくるのでよりしみやすくなります。
以上のようなことが知覚過敏の原因として挙げられます。虫歯じゃないのに歯がしみるという症状があったら早めに症状が軽いうちに歯医者さんで治療してもらいましょう。