歯科検診の現状とこれから
2022年06月08日
現在は歯科検診といえば1歳半、3歳児、就学時、小、中、高校での学校歯科検診までと言っても過言ではないくらい社会人になってからは歯科検診を受けていない人が大半ではないでしょうか?
企業での歯科検診も充分に行われているとはいえない状況がずっと続いています。しかし、今回、岸田内閣の骨太方針に国民皆歯科検診を義務付ける方針が打ち出されました。
これはたいへん素晴らしいことで国民病とも言える歯周病の早期発見、早期治療を促す効果があります。歯周病は今や歯を失う原因になるばかりでなく全身のあらゆる疾患の発症や重症化に関与していることがわかってきております。国民皆歯科検診は国民の健康を守り、医療費を削減し日本の素晴らしい国民皆保健制度の維持に役立つのです。