子供の虫歯は親次第-さぁ、はじめよう親子で予防歯科-
2020年11月19日
少々、辛辣なタイトルとなりましたが親子の口腔内の虫歯の状況は非常に類似しています。
これまでに多くの親子の患者さんを診てきましたが「親に虫歯が多ければお子さんにも虫歯が多く、親に虫歯が無ければお子さんにも虫歯が無い」など相関性が高いと言わざるを得ません。
これは何故か?
株式会社ライオンの発表によると、親子の口の中の細菌叢(さいきんそう)には共有関係が存在し、乳幼児の口腔細菌叢は、共同生活を続ける中で父母の口腔細菌の影響を受けて形成されることが分かったとあります。
口の中の細菌叢が同じで食生活も同じであれば、虫歯のでき方も似てくるという事は当然のことでしょう。
お子さんを虫歯にさせたくない、歯の健康を守りたいと思うことは親なら当然の願いです。
そのためには、お父さん、お母さんが予防歯科の重要性を理解し、まずご自身の歯の健康管理を見直すことから始めてはみては如何でしょうか。
さぁ、はじめましょう親子で予防歯科!