タバコと歯周病の関係
2025年06月05日
こんにちは。
今回は「喫煙と歯周病の関係」について、皆さんにぜひ知っていただきたい大切な情報をご紹介します。
■ タバコが歯に与える影響とは?
タバコといえば肺がんや心臓病との関係がよく知られていますが、実は「歯周病」にも深く関わっていることをご存じですか?
歯周病とは、歯を支える骨や歯ぐきに炎症が起きる病気で、進行すると歯が抜けてしまう原因にもなります。

■ データで見る喫煙と歯周病の関係
非喫煙者のリスクを「1.00」とした場合、
1日10本以上吸う人は 約3倍
20本吸うと 約4.7倍
31本以上ではなんと 約6倍 にも上昇しています。
喫煙本数が多くなるほど、歯ぐきの血流が悪くなり、炎症が進行しやすくなります。さらに、タバコは免疫力も低下させるため、歯周病が悪化しやすい環境を作ってしまうのです。
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■ 歯を守るために今できること
歯周病を予防するためには、毎日のブラッシングや歯科での定期的なケアに加えて、禁煙が非常に効果的です。
「長年吸っているから今さら遅い」と思っている方も、決して遅くはありません。禁煙を始めたその日から、体とお口は回復に向かって動き出します。
喫煙はお口の健康にも大きなリスクをもたらします。
大切な歯を守るためにも、ぜひこの機会にご自身の生活習慣を見直してみましょう!