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ガマ腫治療にOK-432局所注入療法 全国トップレベルの実績で全国から患者さんが来院!

2020年12月19日

ガマ腫とは、正式には粘液貯留嚢胞(ねんえきちょりゅうのうほう)と呼ばれ、舌の下側にある唾液を作るところ(舌下腺:ぜっかせん)から唾液が正常に出なくなり、唾液が溜まって腫れる病気です。

ガマガエルがのどを膨らませた様に見えることから、ガマ腫という名前が付けられました。

口の底の部分(口底部)が腫れる舌下型が多いですが、アゴの下の部分が腫れる顎下型もあります。

原因は、何らかの機械的刺激(歯ブラシで傷つけたとか)が原因で唾液の出口が塞がれ、唾液が出せなくなり溜まることにより起こります。

痛みを伴うことはほとんどありませんが、舌下型の場合は大きくなると、食事の時に気になったり、発音がしにくくなったりします。顎下型の場合は、こぶのようなものが出来て見た目が悪くなります。

一般的な治療方法は?

ガマ腫の一般的な治療法は、外科治療で行われますが摘出することが困難なので、一般的には開窓(かいそう)という手術が行われます。

これはツバが溜まらないように袋を破って開いてしまう手術です。

局所麻酔で出来る簡単な手術ですが、術後に痛みを伴うことが多いことと、再発することが多いのが欠点です。再発率は50%以上と報告されています。

また、舌下型ガマ腫に対して開窓術を行われた患者さんにおいて、顎下型ガマ腫に移行してしまっているケースが何例も確認されており、あまりお勧め出来ません。

舌下腺自体を摘出してしまう手術は、理論上、再発することもない根治術となりますが、全身麻酔下での手術となってしまうこともあり、あまり行われていません。

マハロ会での治療方法 ~薬を使った治療を行っています~

ガマ腫治療の第一人者、マハロ会口腔外科部長の西原先生

マハロ会では、ガマ腫に対して外科治療ではなくOK-432局所注入療法を行っております。

OK-432は免疫療法として用いられる薬です。

中身は細菌をペニシリンで増殖できないように無毒化した製剤です。

日本で開発され、すでに半世紀近く使われ、重篤な副作用はほとんどありませんが、元々が細菌のため、投与された部位に強い炎症を起こします。

ガマ腫の中に注入しますと、炎症により唾液の吸収が促進されると共に、漏れ出ているところがふさがれるようになり、結果として病巣が縮小・消失して行きます。

舌下型の場合、麻酔もせずに直接注入できます。

顎下型は皮膚に針が刺さるときに痛みがあるため、局所麻酔を行います。

小さなお子様でも簡単に行うことが出来ますが、ペニシリンを用いているため、ペニシリンアレルギーのある方には使用することが出来ません。

当医療法人でこの治療方法を担当している西原(日本口腔外科学会専門医・指導医)は、ガマ腫に対するOK-432局所注入療法において、全国でもトップクラスの治療数を行っており、治療を受けるため全国各地から患者さんが来院しています。

一回の投与で治癒することも多いですが、潰れたりすると効果が得られないため、複数回、投与を必要とすることもあります(平均すると舌下型で1.7回、顎下型で2.0回の投与回数)。口唇の粘液嚢胞についても、大きなものについてはOK-432局所注入療法を行っています。

なお、この治療方法は歯科では保険適応が受けられないため、初回治療時に10000円、2回目以降は5000円の自費診療となります。

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