えっ‼️哺乳瓶虫歯って?
2021年03月22日
本日は哺乳瓶虫歯について解説致します。哺乳瓶虫歯って何?と思われる方も多いと思いますが乳歯の生え始めから2歳ころまでの虫歯の原因のほとんどが「哺乳びん虫歯」といわれるものなのです。
泣き止まない赤ちゃんを寝かしつけるために哺乳びんの中にミルクやジュース、スポーツドリンクなどを入れて赤ちゃんに飲ませたことはどのお母さんでも経験があることと思います。まだ、小さいうちはしようがありませんが1歳半を過ぎても哺乳瓶で甘いものを飲ませているお母さんは子供の虫歯に注意が必要です。
哺乳瓶で甘いものを飲むと、コップやストローで飲んだ時とは比べ物にならないくらい飲料中の糖分が長時間にわたり口の中に停滞し、歯に触れる時間が長くなります。糖分が入ると口の中は酸性になりその時間が長いと虫歯になりやすくなるのです。
日中は飲んだあとにうがいができるお子さんにはうがいをさせたり、お茶やお水を飲ませてあげると良いでしょうが寝かしつけた後はそういうわけにはいきません。卒乳の時期と虫歯の関係のところでも触れましたが寝ているときはお口の中をきれいにし、さらに歯の再石灰化を助けてくれる唾液の分泌量が減るので特に虫歯になりやすくなります。お子様の発達状態を見ながら哺乳瓶でミルクやジュース、スポーツ飲料などの甘いものを飲ませる事は徐々にやめていきましょう。
やめる時期の目安としては1歳から1歳半くらいまでにはやめた方が良いと言われています。お子さんを虫歯にさせないためには予防のためのきちんとした知識を得て実践することが大切ですね。