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レアレア歯科 なぜなに相談室

歯周病がサイレントディジーズと言われる由縁

2021年03月11日

歯周病がサイレントディジーズと言われる由縁について解説したいと思います。サイレントディジーズ、いわゆる歯周病が静かに進む病気と言われる由縁は重症化するまでほとんど自覚症状が出ないということからそのように言われています。
歯周病の初期症状としては歯茎から出血する、歯茎の色が赤く腫れぼったい、口臭がするなどがあり、さらに、もう少し進んで中等度の歯周病になってくると歯肉が下がり、歯が長く伸びたようになり歯と歯の間に物が詰まりやすくなります。口臭は歯周病の進行とともに更に強まります。

歯肉が赤くなり出血しやすくなる初期段階
歯肉が下がって歯が伸びたように見える中等度まで進んだ段階
歯肉が更に腫れて易出血性の状態

更に進んで重症化すると歯がぐらぐらし物が噛めなくなり歯並びも変わってきて歯茎から出血や膿が出るようになってきます。ここまでこないと痛みや不快感を自覚する事が出来ないのでうっかりすると気がついた時には手遅れという事態になりかねません。歯周病は重症化してからの治療ではなかなか良い状態に回復させることが困難です。それは歯を支えている歯茎の骨が一旦溶けた状態になってしまえばそれがもとに戻ることが無いからなのです。

歯がグラグラしてくる重症化の段階


それゆえに歯周病は悪くなってから治療するよりも健康的で良い状態のうちからその状態を維持していくという考え方にシフトしていかなけばなりません。歯を失う原因のトップは歯周病です。皆様方の歯の健康、ひいては全身の健康を維持させるためにも早い段階から予防歯科を始めましょう。



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執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。