鶏が先か?卵が先か?~歯周病と糖尿病の意外な関係
2020年12月04日
歯周病は全身疾患の発症と関連がある事は先日のブログでご紹介しましたが、特に歯周病と糖尿病は密接な関係があることがわかっています。
糖尿病になると、唾液の分泌量が減り口が渇くようになります。
すると白血球の機能が低下し免疫機能が低下する事により、歯周病菌が口の中で増え歯周病が進みます。
また、逆に歯周病になると、「TNFα」と呼ばれる炎症性の物質が大量に作られ血液を通じて全身に運ばれます。
この炎症性物質はインスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きを阻害するため血糖コントロールが悪化し糖尿病になるというわけです。
このように歯周病と糖尿病は双方向で影響しあってます。
よって歯周病の治療をおこなえば「HbA1c」等、糖尿病の各種数値は下がってきますし糖尿病を治療すれば歯周病の改善も期待できるようになります。
歯周病は万病の元と言われています。今から予防歯科で歯周病ケアを始めませんか。
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