医療法人社団マハロ会
理事長
かみむら ひでゆき
上村 英之
- LeaLea歯科・矯正歯科クリニックの目指すところは?
- 虫歯の治療を、出来るだけしたくないんです。
- 歯医者さんなのに、治療をしたくないんですか?
- はい。
虫歯や歯周病の予防をしっかり行い、歯を削ったり抜いたりという治療を出来るだけしないで済むようにしていきたいんです。
そのために、クリニックの内装は、病院らしさを徹底的に排除して、楽しく、また来たくなるような空間作りをしました。
以前は、歯医者というと「行きたくない場所」の筆頭でした。
歯医者のそんな概念を、根底から覆したいと思っています。
歯科医院が楽しければ、虫歯や歯周病が進行してから来る場所ではなくなります。
LeaLea歯科・矯正歯科クリニックの目指すところは、予防で全てのみなさまの健康と幸福に寄与したいということです。 - とても子供が喜びそうな仕掛けがイッパイですが、子供たちの治療への思いを教えてください。
- 3つあります。
1つ目は、子供たちに治療でつらい思いをさせたくないという思いです。
そのためには、予防が大事。 なので、楽しく遊びながら通える医院作りをしました。2つ目は、虫歯にならないための知識と技術を身につけてほしいという思いです。
虫歯にならないために、歯医者さんでフッ素を塗ったり、シーラント(臼歯の深い溝に虫歯予防のための詰め物をすること)だけすればいいのではありません。
ホームケアがおろそかだと、虫歯になります。
おうちでの食生活の管理や仕上げ磨きまでは、歯科医院側では出来ません。
なので、自宅でやることと、気を付けなければならないことを知っていただき、実践することが虫歯にならないために大切な事なのです。
虫歯にならないためには、プロのケアとホームケアの「両輪」が必要なのです。3つ目は、子供はもちろん大人も楽しく通院して欲しいという思いです。
今までの歯科医院は、痛くなってからはじめて通う場所でした・・・歯を削られたり、神経を抜かれたり、歯を抜かれたりと嫌な事ばかりをされ、歯医者嫌いになった人も多いと思います。
でも予防だけだと、嫌な事をされることはなく、痛くないし、癒されるので通う気になれますよね。
そうなってくれるような医院作り、仕掛け作りをしました。 - LeaLea歯科・矯正歯科クリニックならではの治療(舌痛症、ガマ腫、口臭、ドライマウス、口腔ガン、親知らず、再生医療がありますが、独自色を出した理由は?
- 社会が多様化し、高齢化が進んで、今まで日本が経験したことのない社会になっている事で、今まで無かった症状や悩みも増えています。
昔の歯医者さんのように、虫歯を治療して入れ歯を作っていればよかったという時代ではなくなってきています。
現代社会が複雑になるにつれ、舌痛症(ぜっつうしょう)やドライマウス、口臭など、ストレスや心の病気に起因する疾病も数多く出現しています。
そのような症状を専門的な体制で治療に当たれるよう、マハロ会のスタッフは日進月歩する医療知識や技術や研鑽を続けています。
100歳まで生きるために、再生医療や、「入れ歯じゃ嫌だ」という場合にはインプラントという選択肢も出来るための体制を整えています。 - 心強いです!ではLeaLea歯科・矯正歯科クリニックをどんな医院にしていきたいですか?
- とにかく「治療をしないで済む歯科医院」「予防だけで通っていただける歯科医院」にしていきたいです。
多くの患者さんが、お口の健康を通じ全身が健康になることで、幸せを享受できる歯科医院にしていきたいです。
インタビュー:2019/2/15
追記:理事長がマハロ会のSDGsについてのインタビューを受けています。予防歯科、女性の雇用についても言及します。ご一読いただけると幸いです。(2021/6/24)