タバコは歯周病を悪化させる⁈治療しても治りにくい⁈
2020年11月11日
タバコは百害あって一利なし、歯周病のリスクも高まります。😱
タバコの煙には約 4,000 種類もの化学物質が含まれ、そのうち約 200 種類が有害物質で発がん物質もその中には約 40 種類が確認されています。
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まさに「百害あって一利なし」というところですが歯周病にもかかりやすく、更に治療しても治りにくいことをご存知でしょうか?
統計によると、タバコを吸う人が歯周病にかかるリスクは1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなるというデータが出ています。
タバコを吸っていると、歯肉の腫れや出血が抑えられるため歯周病に気づきにくくなるため発見が遅れるという事があります。
タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は歯肉組織への酸素供給を妨げますし、「ニコチン」には血管収縮作用があるので体も歯肉も酸欠状態に陥ります。
また、ニコチンは免疫機能も狂わせ抵抗力が落ちることで歯周病を悪化させ、治療後も治癒しづらいということをもたらします。
また、タバコのヤニが歯の表面に付くと歯がザラザラになりプラークや菌が張り付きやすくなるのも、歯周病を悪化させる原因となっています。、
百害あって一利なしのタバコは身体だけでなく歯周病も悪化させる事をご理解いただけたと思います。
さぁ今日から禁煙を始めましょう。
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